『 週刊 Hanko 』 582号
◆ディズニー・シーで演奏!◆
やーっと幼稚園も始まり、子供のいない時間が戻ってきました!幼稚園のお弁当が始まって、お迎えが2時半になった日、お祝い(!?)にコーヒー飲みながらビデオで映画1本見ました。もーぉ、休み中はドラマも映画も全然見られなくて(一日中子供と付き合ってると、疲れちゃって夜更かしもできない)、禁断症状が出てたんです。あー、良かった!
◆ディズニー・シーで演奏!◆
9月3日、予定通り行って参りました!
朝4時半集合、間に合いましたよ!アテにしていなかった真希までちゃんと4時前に起きたのでびっくり。さすがディズニー・シー・パワー!
しかし私は、遠足前の子供よろしくちっとも眠れず、3時間も寝てなかったので、行きのバスの中は寝ていこう…と思ったのは甘かった…!団員用バスの添乗員(市吹の団員)のあまりのテンションの高さに、「ここで寝てたら本番盛り上がれないのだ!」と暗に洗脳され、寝るのは諦めました。(実は、前夜からずっとテンション上がりっぱなしの人も少なくなかったらしい。)
バスの中で、6年前にディズニー・ランドで演奏した時のビデオも見ました。この時は、ごくごくふつーの演奏をして、音が合ってなかったとか、動きがなくてつまらなかったとか、手拍子は頭打ちでなく後打ちでやれとか、かなりキツイことを(例のディズニー・スマイルで)言われたんだとか。それで今回は、その教訓を生かして、立ったり座ったりステップを踏んだりと、視覚的にも楽しめるステージにしようと頑張ってきたのです。
「独房に一週間閉じこめられて、久し振りに太陽を見たっ!!…て感じではじけて下さい!」とは「添乗員兼今回の最高責任者」のお言葉。そして洗脳される団員たち…。
午前8時。関係者しか使わない裏口?からディズニー・シーに入り、普段は決して見られない、月の裏側のような「バック・ステージ」を垣間見ました。ハロウィンの準備が始まっていたり、ミッキーやドナルドの車が、フツーの修理工場のような所に止まっていたり、パレードの衣装をたくさん積んだ車が走っていたり、段ボールの箱が山積みになっていたり…。これが「夢の製造工場」なのか…としげしげ見る後ろで高校生(団員です)が「きゃー、やだー!夢がこわれる〜、うそ〜!!」と叫んでいました。
まず案内された部屋で「オリエンテーション」。ここで色々とクギをさされるわけです。
これから演奏が終わって解散するまでは、あなた方は「ゲスト」ではなく「キャスト」です。ゲストの皆さんが楽しく過ごせるように考えて行動すること。珍しい物も色々見るでしょうが、決して騒がないように。(!!)
館内は1列で静かに歩いて下さい。外は2列で。角を曲がるときは近道をして斜めに歩かないように(直角に曲がること)。
そして何より、最高の笑顔でゲストの皆さんをお迎えするように。云々。
そして、ウォーミングアップとステージ準備も整い、いよいよ10時、本番。
アメリカンウォーターフロント、S.S.コロンビア号の裏に待機し、ついにドックサイドステージへ!
ちょっと緊張していましたが…みんな、はじけました!! \(^o^)/
お天気は良すぎるほどに暑く、楽器のゆだる臭いがするほど。汗がたらたら流れて目の中に入ります。でもみんな我慢!「キャスト」ですから!?
演奏者も頑張りましたが、市吹の名物指揮者(!?)のパフォーマンスに、シーの担当者が思わず苦笑しているのが見え、今回はイイ感じかな…?という手応えも。
25分のステージの最後、「リトル・マーメイド・メドレー」のラストで全員が客席に向かい、ベルアップで鳴らした時には、ちょっと、ぐっときました。感動、しちゃったかな、やっぱり、みたいな。(^^;)
控え室に戻って着替えも済ませたところでシーのスタッフからの総評。
細かい部分で若干の指摘はあったものの、「おおむね良い」とのこと。(拍手〜〜!!) 中でも、「通りすがりのゲストが『何だろう』と足を止めて客席に座ってくれた」ことを挙げて「大成功」としてくれたのは、印象的でした。
「記念品」は、オリジナルステッカー(ここで演奏しないともらえない!)と、優待入場券。それと、今月シーに行く人は、入場口でもらう「東京ディズニー・シーガイド」9月号12ページの「ミュージック・フェスティバル・プログラム」の欄を見てね!そこに確かに「富岡市民吹奏楽団」の名前が載っているので!(^-^)v
その後、どこか…シンドバッドのアトラクションのあたり(?)から園内に入ったのですが、そのスタッフ用入り口の前にも「笑顔チェック用」の大きな鏡がありました。さすが、徹底しています。でも私たちは、そこからはゲスト!(^^) 朝からずっと別行動だったパパたちや、応援に来てくれた弟達とも合流し、半日たっぷり遊びました。
ところで、「シーは初めて」のパパに預けて心配していた子供達ですが。
ウチの4人(パパ+子供3)と、応援の友達家族5人(両親+子供3)と、もう一組の母娘の計11人を、シーに詳しいY子先生の息子さん(大学生S君)が、責任もって面倒みてくれました。S君の弟もいたから、13人でぞろぞろ動いてたわけね…。3歳から小学生の子供を引き連れて歩くのは、子持ちの男性だって大変なのに、大学生の彼にはさぞかし重荷だったのではないかと恐縮です。でもおかげで、何も心配せずに演奏に専念することができました。この場を借りて一言お礼を。本当にお世話になりました。(_._)
(ちなみにY先生とY子先生も市吹の主要メンバーで、演奏してました。)
帰りの車では子供達爆睡!眠い時に眠ってもいいなんて、うらやましいわ〜。これが元気のモトなんでしょう。
帰宅は夜10時頃でしたが、相変わらずハイテンションの「添乗員兼最高責任者」は、翌日早朝から愛知万博に添乗すると言ってました…。体はもつのか、妻子はどうしているのか…などと、いらぬ心配をしてしまいましたが、本日の最高責任者、団長、Y先生を始め、その他このイベントのために色々と心を砕いて準備して下さった方々、応援に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。m(_._)m 心から感謝いたします。
2005. 9. 7 斎藤 範子(Hanko)
☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp
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