『 週刊 Ｈａｎｋｏ 』 ６０２号

◆人生の転機◆マリンバコンサート◆

　あっっっっ…と言う間に３学期が終わってしまい、春休みも半分終わってしまい、桜も咲き始めてしまい、遊園地のコーヒーカップに乗ってぐるぐる振り回されているみたいです。それにしても「育ち盛り」というのはオソロシイ。普段は１日７合のお米を食べていますが、休み中は１升にせまる勢いです！夏希はこの１年で10cm近く身長が伸びました。真希はあと７mmで念願の「１ｍ」です。(^^)

◆人生の転機◆
　…と書いたら、「４人目か!?」と思った人が少なからずいたようですが、違います。降ってわいたような話ですが、４月からお仕事することになりました。それも、某私立学園の非常勤講師！
　その学校に私の大学の同期が二人と、母の友人が勤めていて、講師を捜している時、突然私のことを思い出したとか…。
　子育て一色の私が？？いくらなんでもご冗談を…と思いましたが、本当に正式に電話がかかってきて、半信半疑で面接に行ったら、あれよあれよと決まってしまい、ただただびっくり…！経験も実績もない専業主婦を採用するとは、なんという太っ腹！と恐れ入りました。m(._.)m

　引き受けてしまった以上、責任持ってやらなければなりませんが、今までにこんなに「誰かに励まして欲しい！」と思ったことはありません。幸い、電話した友達は色々な言葉で励ましてくれて、「本当に友達は宝だ！」と心から感謝しました。(*_*)私も子供達を励ましてあげられる先生になるぞ！　Ｌ （｀_´）Ｖ
　それと、私以上に驚いたかもしれないパパが、事の成り行きを受け止めて「きっと得るものは多く、失うものは少ないからやってみたら」と言ってくれたことは何よりの支えです。それに20年間の「中学理科教師」としてのノウハウを生かして協力してくれることになって「鬼に金棒」！？（アリに金棒、かな？）

　やればできる！必ずできる！絶対できる！

　周りの人の励ましと、大島さんの「魔法の言葉」を胸に、今年は本当に新しい春を迎えています。どんなハプニングに出会うのか、わくわくどきどき。…40歳を過ぎてこんな経験ができるとは…。幸せなことですね。(^_^;)

◆マリンバコンサート◆
　新学期の授業の準備で忙しい…！と言いながら、しっかり楽器を吹いています。
　富岡市の育児支援センターが新しくなって、そのオープン記念にＹ子先生がマリンバ・コンサートをすることになり、そのお手伝いでクラリネットを吹きました。なんと午前・午後の２回公演！対象は０〜３歳児とその保護者。約１時間のコンサートで、ディズニーやジブリの曲を10曲ほど演奏しました。（これだけレパートリーがあればどこでもいける？？）
　ピアノ教室の子供達もハンドベルの演奏で賛助出演。私はその伴奏で初のグロッケン（鉄琴）デビュー！も果たしました。楽しかった！クラ２本（ピアノ伴奏付き）でやった「クラリネット・ポルカ」も、クラ７本のアンサンブルとはまた違った趣で、小さな会場には合っていたかな。(^^)小さな子供達は見ているだけでも微笑ましいですが、一緒に歌ったり、目を丸くして見ていたり、ほんとにかわいいですね。小さい小さいと思っていた我が家の真希がとても大きく見えました。

　いや〜、趣味があるというのは楽しいことだなぁと、改めて実感しました。
子育て中のブランクから脱出できたのは「一緒にやろうよ」といつも声をかけて下さったＹ子先生のおかげですが、こうやって何かと本番の機会を与えていただき本当に感謝です。これから仕事を始めても音楽は続けていきたい！…そういえば「忙しいからこそアンサンブルの時間を大切にしたい」と言っていたパパの気持ちがわかるなぁ。ってことで、めでたしめでたし。(^_^)

2006. 4. 1 　斎藤　範子(Hanko)

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