『 週刊 Hanko 』 629号

◆高校の卒業式◆森林公園ひなまつりコンサート◆


 遅ればせのインフルエンザと早速の花粉症!ダブルパンチの方もいらっしゃるようですが、読者の皆さんお元気ですか??私も時々、派手にくしゃみが出たり、目が痒かったり…。医者に行くほどではありませんが、これ以上ひどくならないようにと願うばかり…。

◆高校の卒業式◆
 3月1日と言えば高校の卒業式。約200人中11人の教え子の旅立ちを見届けるため、出席してきました。
 朝、職員室に行ってまず感動したのが、机の上に配られていた「卒業アルバム」。
 おぉ!私の写真が載っている!!
 自分のアルバム以外に顔写真が載るなんて!(*_*)  初!

 卒業式は(ウワサされていたパフォーマンスもなく…)粛々と行われました。
 皆勤賞授与では、高校3年のみならず、中学から6年間皆勤の生徒が2〜3人いました。すごい!風邪もひかずに通った本人も偉いが、それを支えた(毎日お弁当を作り続けた)家族も偉い!そういえば私も高校は皆勤だったことを思い出し、お弁当を作って7時前に送り出してくれた母に、今更のように感謝しました。(やはり親になってみないと、この本当の有難さは実感できないのかしらね)

 式後、職員室前に群れている卒業生の中から「齋藤先生!」という声が…。口数の少ないおとなしい生徒でしたが、「先生のおかげで生物好きになったんです」などと泣けることを…!もう、この1年の大変だったことは、すべて水に流されたよ。うるる…(;_;)

 卒業した皆さん、おめでとう!新しい場所でも自分らしさを見失わずに頑張って下さい。 


◆森林公園ひなまつりコンサート◆
 埼玉の東松山森林公園(武蔵丘陵森林公園)で、ファミリーコンサートをするんだけど、一緒に出ないか…と誘ってくれたのはパパのお友達。何か引き受ける時にはちゃんと色々確認してからの方がいいよ…と言ってるそばから「え、いいよ♪」と軽く引き受けてしまったパパ…。
 お友達はフルート、その奥さんはピアノが上手なので、じゃ、チェロとクラで色々できるじゃん…!と、パパは勝手に思っていたらしいのですが。

 森林公園からも電話がかかってきて、色々打ち合わせしているうちに、どうも話が合わなくなってきた…。
 なんと、お友達のT家とは出番の時間帯が違うらしい!T家は午後で、齋藤家は午前11時からお願いしたい、とのこと。おそるおそる、「何団体くらい出るのでしょうか…」と聞いてみると、「午前は齋藤家のみ、午後はT家のみでございますが…?」

 うっそぉ〜〜〜!!!
 だから、ちゃんと確認してって言ったのにぃ〜〜!!! (`´メ)

 今、梅の花が見頃なので、森林公園では梅林の野外ステージで「ひなまつりコンサート」を企画。T家は以前にも(紅葉の頃に)演奏したことがあり、今回も依頼されたらしいが、午前午後の2ステージは無理なので、T家が我が家に声をかけてくれた、と、そーゆーことらしいです。
 T家はレパートリーも多そうだけど、我が家はねぇ。でも乗りかかった舟だ、えいやぁ!ってことで、本格的に計画たてなおし!まずピアニストを探し、電子ピアノを貸してくれる人を探し…(運よくピアノはT家のを借りることができました。心配していたピアニストも近くで見つかって本当に良かった!いつもY子先生のピアノの発表会でアンサンブルの伴奏をしてくれるOさんです。)
 曲は、半分以上がパパのオリジナル。あとは、夏希と春歌にもピアノの発表会(3/18)で弾く予定の曲を弾かせることにして…。なんとか30分のステージを構成。なかなか満足のいく練習ができませんでしたが、とうとう当日を迎えました。

 お天気も良く、心配されていた風もそれほど強くなく、野外のステージはこじんまりとしていい感じ。マイクセットも済ませ、順調…と思われましたが、本番直前になって、夏希と春歌が歌う「いつもなんどでも」の楽譜の最後が1枚足りないことが判明!急遽ピアニストの楽譜をコピーしてもらう!(野外なので事務所が遠くて大変!)というドタバタ劇もありましたが…。

 ピアニストが全然動揺しない人で、救われました。(+o+;)

 お客さんも多すぎず、少なすぎず、多少の失敗は大目に見て頂き、夏希・春歌にもよい経験になりました。パパは、自作の曲を披露するよいチャンスになったし、私は、一度吹いてみたかった「クラリネット・ポルカ」が吹けて良かった!3人とか7人とかのアンサンブルでやったことはあるのですが、一人で(ピアノ伴奏で)全部吹いたことがなく、一度やってみたいと思っていたのです。速くて息つぎが大変で…と思っていたけど、なんとか吹けて自信つきました(!?)

 思いがけないチャンスをいただき、楽しませて頂きました。でも、その日は真希が卒園遠足で、一緒に行かれなかったのが残念!(我が家の看板娘なのに!?)それに、翌週がユネスコの発表会で、夏希・春歌がそのリハーサルに参加するため、せっかくあの広〜い森林公園に行ったのに全然遊ばずに帰ってきたのももったいなかったなぁ…。
 そういえば、ピアニストのOさんちでも、本当は家族で行く予定だったのに、5歳の息子さんがインフルエンザにかかってしまい、パパに預けてOさんだけ来てくれたのです。病気の子供をおいてくるのは大変だったろうなぁと思いつつ、Oさんが無事でいてくれて本当に良かった!!!と感謝しました。お世話になりました。(._.;)

 …「家族で音楽会」って、なんか夢だった気がするけど、あら?できそうじゃん?
あとは、なんでも弾いちゃうピアニストが育てばいいんだわ。頑張れ、夏・春!!(^.^)

2007. 3. 7  斎藤 範子(Hanko)



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