『 週刊 Hanko 』 631号

◆ピアノの発表会◆


 乾いている上に風が強くて、外で遊んでいる子供達の洋服がじゃりじゃりしています。靴下の汚れ具合と言ったら!!(∋_∈)…女の子でさえコレですから、男のお子さんを持っている方は、さぞかし大変なんでしょうねぇ…。

◆ピアノの発表会◆
 当初の予定では、「今年は森林公園で発表会の曲を弾くから、いつもより早く仕上がって、当日はばっちり」のハズだったのですが、森林公園で一度本番をこなしたら安心してしまい、その後誰もちっとも練習をしない…という想定外の展開に…!?
 3日くらい前に「はっ…!(゜_゜)」と気がつき、やばい〜!と練習再開。「当初の予定」には及びませんでしたが、なんとか持ちこたえました。

◇負傷◇
 インフルエンザにかかることもなく、全員無事に参加できそうだとほっとした当日の朝。外にいたパパが、「ママ〜!大変!!大けが!!」と大騒ぎ。それだけ大きな声が出るなら大丈夫…と思いましたが、なんと右手人差し指のつけ根から第一関節まで、べろん…。大出血!? 伸縮する虫取り網を片付けようとして、自分の指まで巻き込んで思い切り縮めてしまったんだとか。やだなぁ、もうっ!
 あまりの出血に、病院に行くかと思いきや、カットバンをぐるぐる巻いて、里山の保全活動に出掛けて行ってしまいました…(唖然)。

◇失敗その1◇
 リハーサルを終え、控え室でお昼を食べ、アンサンブルの仲間とくつろいでいる開演前。 

 真希が入ってきて「ママ、春ちゃん終わっちゃったよ?」ん?うそ!…え、うそ!もう始まってるの??「一回も間違えなかったよ?」え゛うそ〜〜!!慌てて会場に走る私の後ろから、再び真希が「もう次の人、やってるってばぁ!」なんでもっと早く教えてくれないの!ビデオも撮れなかったじゃない!きゃ〜!どうしよ!!

 その後の休憩時間。
「ママ!うまかった??(^o^)」とかけ寄ってくる春歌。ま、まさか聞けなかったとも言えず「え、あ、うん」と生返事。
「すごーく上手かった。一回も間違えなくて!(と真希ちゃんが言ってた)」
 でへへ…と嬉しそうに笑って去っていく春歌。やはり聞けなかったとは…言えない。(._.;)

◇失敗その2◇
 休憩後は子供のアンサンブル。その後は大人のアンサンブル。私はパパの伴奏でピアノ、その後クラリネットだから、楽譜と楽器を用意しておかないと…と控え室に戻って準備。次は夏希の出番だから急がないと…と戻ってみると…。
 え゛、何、始まってるじゃない!うっそ〜!私の時計、狂ってる??
 せめてビデオは…!とパパを探すと、ニコニコと笑って聞いているのみ。わ、もう終わっちゃうじゃん!とビデオに駆け寄ったら、本当に終わってしまいました…。まじ?
 パパに「なんでビデオ撮ってくれないの!」と言ったら「トイレ行ってる間に始まっちゃった」あぁ…!(>_<)

◇口実?◇
 パパのチェロ。ちょっと前の朝の連ドラ「純情きらり」のテーマ曲、オリジナルもチェロだから、無理なく弾けるハズ?なんだけど、これはいまひとつ…。今朝「大ケガ」したところ、ちょーーど弓の当たる場所だったから…。ま、しょーがないですね。(実は、森林公園の後、一番油断してたのはパパだったりする…。2番が、伴奏のママ!?)

◇誤魔化し◇
 家に帰って春歌が「ママ!今日撮ったビデオ、見よ!撮ってくれたんでしょ??」
「それがさぁ、…今日ビデオの調子悪くって…春ちゃんのピアノと、夏ちゃんのマリンバが撮れなかったのよ〜。ごめんね〜!」
「え゛…(がっかり…)」
「だからさー、今年はY子先生のとこでビデオ買おうね!プロのカメラマンが撮ってくれた方が、絶対いいよ!ね!」
「うん!(^o^)にっこり」

 …とゆーわけですので、関係者の皆さん、どうか口裏を合わせて下さい。くれぐれも、私が控え室でおしゃべりしていたことは内緒です…(実は一番口止めしたいのは真希なんだけど…)
 しっかし、自分の子供の出番を見逃すとは…たるんでるよねー……。(-_-;)

◇後日談◇
 Y子先生のピアノの発表会は、毎年某小学校の講堂で行っていますが、翌日、その小学校の先生からパパの学校に電話が…。
「あのー、齋藤先生の携帯は、赤ですか?」「え、あ、はい」「昨日、学校に落ちていた携帯が、どうも齋藤先生の物らしいんですが…」「え??」

 携帯落としても、連絡来るまで気がつかないとゆー…。
 なんともパパらしいお話でした。(-_-メ)

2007. 3. 21  斎藤 範子(Hanko)



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