吉野を舞台にして、瑠璃姫のある種の事件に対するカタルシスを描いている。まぁ、難しく書くと、そうなるんだけど、簡単に書けば、どうやって、彼女は二巻までの事件を処理していったか。という事になる。まったく意外な展開で、僕は度肝を抜かれてしまった。
そして瑠璃姫は京に戻る。そして次の展開への布石がそこにはすでに兆候として現れていた!もう、次がどうなるのか、気になって仕方がない。嗚呼、瑠璃姫と●×はどうなってしまうのだろうか…?
小萩の話もなかなか、泣ける。特に幼い瑠璃姫の幼いからこそできる芸当に、涙しそうになってしまった。かなり切ない。彼女、小萩って結構、単純に描かれがちだけど、やっぱり彼女には彼女なりの論理があって、それに従っているだけなんだよなぁと思ってしまう。
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