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◇「なんて素敵にジャパネスク3」 氷室冴子 (コバルト文庫) ◇
+-+- あらすじ -+-+
かつては物の怪憑きの姫なんて言われていた瑠璃姫も、筒井筒のエリート公達、高彬と結ばれ、今や右大臣家の北の方としてしっかり新妻をしている。これでやっと落ち着きのある女に、と思いきや―――母君は、新婚早々高彬が浮気をしているって言うし、あたしはあたしで、二度と会えないと思っていた峯男と、意外なところで再会するし、ほんとにまぁ、人妻瑠璃の心は揺れ動いているのでございます。
+-+- 感想 -+-+
ついに天下の瑠璃姫も人妻になってしまった。
前のような横暴さは影を潜め(?)、のろけまくり、浮かれまくりで、本当にこれが瑠璃姫なのかと最初は疑ってしまった。
けど、話が展開するにつれて、あらあら、妖しげな展開。
けれど、関係が変わると、それにつられて、人も変わるなぁ。
瑠璃姫もそうだし、お母様も、そして、高彬も。
なんか、独身の僕にはあまり実感できないのだけど、結婚した人とかってやっぱり共感を覚えるものなのだろうか?
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