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◇「なんて素敵にジャパネスク4」 氷室冴子 (コバルト文庫) ◇
+-+- あらすじ -+-+
「守弥は、あたくしにこう申したの。なんとか高彬様と、一夜だけでいいから、契ってほしいと……」
煌姫は意外なことを言った。
なんと、あたしと高彬を別れさせようと画策するなんて!?
早速、あたしは守弥を呼び出して、真相を確かめた。
守弥はただただ平伏するのみだった。
話も落ち着いた頃、突然、高彬がやってきた。小太刀を片手に血相を変えて。
でも、なぜこんな夜更けに?
+-+- 感想 -+-+
可哀想な守弥。僕はつい同情してしまった。
はっきり言うけど、僕の現状とあまり変わらない。
某女性に弄ばれ、抵抗しようにも、結局は屈してしまう。
はっきり言うけど、同情じゃなくて、共感だ(笑)
まぁ、そんな事はどうでもいいんだけど、なかなか妖しげな展開で、不倫がどーのこーのという展開。ううむ、なんかアダルトちっくと思っていたら、色気よりも馬力と根性の持ち主が主役を張っているためか、そんな雰囲気にならないようだ。
けれど、徐々に宮廷内の陰謀っぽくなっていって、ドキドキしてしまう。
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