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 ◇「なんて素敵にジャパネスク5」 氷室冴子 (コバルト文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 「御ややが授かりますように」

 ここのところ毎日、北の方様が瑠璃のところへやってきて、意味ありげに言う。これから大和の寺へ大勢の供人を従えて、懐妊祈願にゆくのでお邸は大騒ぎ。

 

 瑠璃はと言えば、このチャンスに、帥の宮をおびきだし、帥の宮が瑠璃に懸想しているようなことを匂わせているので、煌姫と入れ代わって、帥の宮を懲らしめようというのだ。

 案の定、彼はやってきたのだが…

+-+- 感想 -+-+

 ううむ、と唸ってしまった。

 今まで、様々なすごい人が現れたけど、今回のすごい人は格別かもしれない。

 次元が違うって言うのかな?

 なんて言ったって、あの瑠璃姫が…

 

 さて、とにかく少し大人しかった瑠璃姫が俄然、おてんばぶりを取り戻し、活躍しそうな気配である。怒ったら、この人は強い。それは今までの展開を見ていて、思うけど、今回はどうやら、一筋縄ではいきなさそう。

 ううむ、それにしても、ヤツはすごいヤツだ。

 

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