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 ◇「なんて素敵にジャパネスク8」 氷室冴子 (コバルト文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 帥の宮の陰謀をすべて暴き、出家することを約束させた瑠璃姫。事件は終わったかと思われたが、心のどこかに引っかかるものを感じていた。

 帥の宮が最後に残した謎の言葉――「もっと早くあなたと出会うべきでした」というのはどんな意味があったのか……。

 

 真相を解明しようと、再び奔走する瑠璃姫が得た衝撃の事実、そして追い詰められた帥の宮の最後の切り札とは!?

 <帥の宮>編・完結

+-+- 感想 -+-+

 くぅ〜〜〜、読み始める前と後でははっきり言うけど、僕は「帥の宮」に対して、180度評価を変えていた。むむ、やっぱり、こいつはいい男だ。

 そう思ってしまう。あれほどに人を愛し、あれほどに自分の幸せを願っていた「帥の宮」…

 

 誰だって立場が変われば、正義も変わる。

 これは事実だと思う。

 けれど、無知な事は罪だけど、同時に責められるものではないと思う。

 

 誰もが一生懸命に生きて、愛していた。

 それが一つのことで不幸になってしまう。

 けど、それは肯定的に方向転換をすればいいじゃないか。

 諦めてはダメ!!

 瑠璃姫って本当に超前向きなお姫様だと思う。

 

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