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 ◇「アルスラーン戦記読本」 田中芳樹 (角川文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 西暦1986年8月。

 

 多彩な人物が織り成す壮大なヒロイック大河ロマンが誕生した。

 その名は「アルスラーン戦記」。

 本書は、日本ファンタジーブームの先駆けとなり、今なお読者を惹きつけてやまない物語の魅力をあますことなく案内する。

 

 物語の誕生秘話を著者自らが語るロングインタビューをはじめ、作品中の用語、登場人物を網羅した「ワールドガイド」「人名辞典」、そして、黒衣の騎士ダリューンが活躍する小説「東方巡歴」などを一挙収録。

 

 パルスの歴史を知りたいと思い、「アルスラーン戦記」をこよなく愛する人々にささげる一冊。

+-+- 感想 -+-+

 「アルスラーン戦記」ファンなら結構楽しめるんじゃないかなと思う。

 特にダリューンふぁんにはショートストーリーの「東方巡歴」は涙モノかも(いろんな意味で(笑))「アルスラーン戦記」10巻出版秘話は笑えた。

 

 「人名辞典」も田中芳樹のコメント付でしかもこの先のことも暗示していたりとなかなか貴重である。あかほりさとるとの対談も面白かったし、ロングインタビューも田中芳樹の作品を作るスタンスというものが感じて、なかなか興味深い。

 

 何はともあれ、早く「アルスラーン戦記」を出して欲しい(笑)

 

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