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 ◇「仮面兵団」 田中芳樹 (角川文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 パルス暦324年、秋、国王アルスラーンは西の隣国ミスルを撃破し、東の隣国チュルクを敗退させた。
 即位して3年、既に奴隷制度廃止を実施し、『解放王』の異名をもつ、18歳になったばかりの若い国王は同時に、それによって戦争の火種を抱えこんだ。
 ミスル、チュルク、トゥラーン、マルヤム、シンドゥラ。境を接する諸外国はパルスの栄華を警戒し、『解放』の波及を恐れている。
 ふたりのヒルメス王子の存在、チュルクの仮面兵団、王墓あらし、母后タハミーネの娘の行方…???

+-+- 感想 -+-+

 二部は一部が完結してから、三年後から開始である。アルスラーンも18歳。かなり大人になり、存在感を増したような気がする。

 国内が落ち着いたと思ったら、今度は国外に不穏な動きあり。そして国内でも残された謎の状況が変化していた。

 

 誰もが謎に思っているものがアルスラーンのまわりで不穏に胎動する。

 誰もがこれでは終わらないだろうヒルメス、そしてギスカール。彼らは彼らで必死に自分の能力を信じ、戦っている。

 

 そして、アルスラーンと15人の将軍たちも新たな敵に直面し始めた。

 

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