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 ◇「サクラ大戦・巻の一」 あかほりさとる (富士見ファンタジア文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 異形の鎧武者が今まさに大神に太刀を振り降ろそうとしたその時、銀光が一閃した!崩れ落ちる鎧武者の向こうに残心の構えを残し立っていたのは一人の少女。そして彼女は名乗った――。「私、真宮寺さくらといいます」

 

 時は太正十二年・春。帝都を守る秘密部隊・帝国華撃団花組隊長の任を受け、大神は上野公園へと赴いた。だが彼を迎いに来たのは、とても軍人に見えぬ少女、さくらだった。互いに見つめあう二人。しかしこの運命的な出会いは過酷な戦いへの序曲でもあった。

+-+- 感想 -+-+

 人気ゲーム「サクラ大戦」の小説版。

 ゲームを知っている人も、知らない人も楽しめる内容になっており、大枠の所では変更がないけれども、小説にするために多少の部分が変更され、それがとても良いスパイスになっている。

 

  「愛」と「正義」をここまで面白おかしく、しかも真剣に取り組めるのは、あかほりさとるしかいないと僕は思っている。そして同時に、天性のナンパ師を描くのも、このあかほり先生が一番うまいと思う。

 

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