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◇「異郷の煌姫」 茅田砂胡 (中央公論社) ◇
+-+- あらすじ -+-+
デルフィニアの内乱に勝利して、ウォルは再び王座に就いた。
黄金の戦女神と称えられたリィもまた王女の称号を得て、王宮に迎えられた。
それから3年――。
平穏だった王都に暗雲が立ち込める王宮に暗躍する謎の一族。
リィをつけ狙う不気味な暗殺者。公爵家に不可解な挙兵の気配。
陰謀を察知したウォルの決断とは!?
+-+- 感想 -+-+
気になる言葉が出てきた。
まったく、不気味である。一筋縄ではいかないだろうなぁと。
戦乱を抜け出して、そして政治的な側面も見せ始めた「デル戦」。
しかし、ふと読んで、思うのだけど、登場人物は何も変わっていないと思う。
そして徐々に彼らのバックグランドが明らかになっていき、一層、興味を沸いた。いかんせん、二人の主人公に目が行きがちだけど、名脇役たちも、色々な輝きを放っている。
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