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 ◇「ファロットの誘惑」 茅田砂胡 (中央公論社)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 コーラル城の華やかな喧騒にまぎれて、王妃暗殺の罠は巧妙に精緻に張りめぐらされた。無関係に見えた少女の死。王宮の内部で殺された侍女。

 

 決戦の場となった雪原で、暗殺集団ファロットの青年はあでやかに微笑む。

 リィの本能が警鐘を鳴らす。

 この奇妙なイキモノは「人間」なのか!?

+-+- 感想 -+-+

 恐ろしい巻だ、色んな意味で(笑)

 

 まずはあの王妃が女装!?

 むむむっ、と唸ってしまう。

 恐るべし、しかも、読んだ時、ついつい爆笑してしまった。

 

 ヴァンツァーのおまけかと思っていた男は実はヴァンツァーをおまけにしてしまうくらいに末恐ろしい男だった。

 王妃大ピンチ。

 今まで超人的だった彼女と比肩する存在の登場で、デルフィニアの命運はどうなってしまうのだろう…

 

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