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◇「紅の喪章」 茅田砂胡 (中央公論社) ◇
+-+- あらすじ -+-+
フェズ河以北の一帯カムセンの地がデルフィニア領となって、半年。
タンガの元領主らが、ゾラタス王の制止すら振り切り、失地回復を叫んで挙兵する。早急に鎮圧せんものと最前線で大剣を揮う戦女神リィ。
だが、戦闘の混乱ついてファロットが暗殺の魔手を延ばす。
リィに向け、必殺の矢が放たれたのだ!
+-+- 感想 -+-+
前巻のまさかとは違う意味で、今回も「まさか」と思った。
あのリィが戦場で…
しかも、気になる「形」でである。
そして具体的にリィの過去も触れだしたし、徐々に最終章に向かっているなという実感がある。これから、どうなっていくのか、お隣の大国との関係も見逃せない。
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