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 ◇「宗教世界地図」 石川純一 (新潮文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 混沌の世界情勢を読み解く鍵は宗教にある。

 旧ユーゴで紛争が再燃する可能性は?

 イスラム原理主義が台頭する理由は?

 東南アジアで最大の宗教とは?

 冷戦の終焉とともに明らかになった宗教の底力を、百戦錬磨の通信社記者が読み解く。日本人には理解できなかった国際政治の現実を地図を使って簡潔に説明。

+-+- 感想 -+-+

 僕らしくない本かもしれない。小説でもないし、エッセイでもない。面白みのない学術書だ。しかし、である。オウム真理教、ライフスペース、法の華、エトセトラ、エトセトラ。新興宗教の「様々」な所業により、日本人の宗教観が完全に崩壊をきたしている。もちろん、僕の宗教観も多少なりとも変質している。それでは世界の宗教を知って、日本の宗教の在り方を今一度解いてみればどうだろう?そう考えた。

 

 テストの合間に読んだから、すんなり読めるお堅い本。

 宗教と現実の関わりあいがどんな結果を生むのか。現実と宗教がどのような結びつきをしているのか、それをわかりやすく解説した本。

 

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