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 ◇「勝利への誘い」 茅田砂胡 (中央公論社)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 トレニア湾にスケニアの大艦隊。

 国境にはタンガ軍2万集結。

 ビルグナ砦陥落――!!

 王妃の矢傷も癒えぬうちに、デルフィニア包囲網は厚く強固に完成されつつあり、獅子王ウォルは防戦一方に――。

 この危機に黒衣の独騎長は飄然と形勢逆転の「切り札」を担ぎ出すべく、単身大海に乗り出すのだった。

+-+- 感想 -+-+

 ナシアスよりも、厄介な恋愛の行方、イヴンも決着がつく。

 ううむ、女性は強いなぁ。僕は感心してしまう。

 イヴンっておいしいところをかっさらっていくよなぁと思う。

 バルロは口の割に戦闘で目立ってないし、ナシアスもどちらかと言えば、悲劇的シーンに立ち会う事が多いような気がする。

 

 けど、イヴンは妙なところで活躍し、存在感を示しているのだから、わからない。

 それにしても、オーロンもゾラタスもしぶとい。名君が乱立した時代だなと思った。

 

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