◇「魔の聖域」 栗本薫 （早川JA文庫）  ◇

+-+- あらすじ -+-+

　ヴァレリウスとイライシャは、ノスフェラスでついに伝説の大導師アグリッパとあいまみえた。二人が異様な姿のアグリッパと語り合っていた頃、ジェニュアには、レムス国王の命によるナリス追討軍が迫っていた。ヨナたちは、ラーナ大公妃を人質にとり、ナリスを脱出させるべく策略をめぐらすが、対峙したナリス軍と国王はついに激突！

　夜陰にまぎれて馬車を走らせるナリスらの前に、黒々と広がるのはルーナの森。

+-+- 感想 -+-+

　最近、すさまじい展開で目が離せないグインサーガだけど、今回もびっくりした。しかも、「なんじゃ、そりゃ〜〜〜」と叫びたくなるところで終わっている。

　しかも、驚きを引きずったままの読了で、非常に収まりが悪い。

　やっぱり、これは連載の終わり方だ（笑）

　ふぅ〜〜む、次の巻も書き終わっているらしいし、これは早く出してもらわないとなぁ。

　個人的にはもうちょっと魔道師編を書いてくれないかなぁと思ってしまう。

　まぁ、それにしてもウルウルしてしまう。はぅ、なんて、最後になると辛いんだろうか？グインもそろそろ動きだしてほしいし、イシュトヴァ―ンも…

　とにかく本当にあと２４巻で終わるのかがかなり疑問。