赤の他人がいくら好きで結婚しても、いままでまったく違う環境で生きてきたのだから、齟齬が生じて当然である。夢もへったくれもない結婚生活とは案外そんなものである。
そして二人の結婚生活はその齟齬の修正をメインとしながら、相互に長い長い退屈な人生を退屈しないように生活するのである。
そんな結婚生活、著者はどのようにして、その難題に立ち向かい、そしてクリアしていったのか。爆笑してしまう顛末もあり、そしてまた、「ははぁ、そういうやり方もあるのか」と感心してしまうこともしばしば。
なかなか、若輩者の僕には勉強になりました。とにかく家庭崩壊が叫ばれている今、このように、考えられる人が少しでも増えてくれれば、哀しい結末もないだろうなぁと思ってしまう。
P.S.…ちなみに僕は結婚してません(笑)
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