「黒魔術士殿、好きとか嫌いとか、最初に言い出したのは誰なのでしょうか?」
「……なんかものすっごく悪い物でも食ったのか、キース?」
「私は知ってしまったのです。黒魔術士殿を片隅から見守る奥ゆかしくも美しく、そして熱い情熱を静かに燃やす魂の持ち主がいることを……。その人の名はアーサー・ウェスト!」
「ちょっと待てぃっ!どう考えても男の名前じゃねえか!?」
「小さいことは置いてといて、いざゆかん!その人の想いを遂げさせるために!」
「小さくねえだろ、それは!あ、こら!待てと言っているんだ〜!!」
もしかすると、新展開?ますます絶好調の有刺鉄線電流爆破ファンタジー第十一弾! |