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 ◇「なかったことに出来ねえか?」 秋田禎信 (富士見ファンタジア文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 「黒魔術士殿、好きとか嫌いとか、最初に言い出したのは誰なのでしょうか?」

 「……なんかものすっごく悪い物でも食ったのか、キース?」

 「私は知ってしまったのです。黒魔術士殿を片隅から見守る奥ゆかしくも美しく、そして熱い情熱を静かに燃やす魂の持ち主がいることを……。その人の名はアーサー・ウェスト!」

 「ちょっと待てぃっ!どう考えても男の名前じゃねえか!?」

 「小さいことは置いてといて、いざゆかん!その人の想いを遂げさせるために!」

 「小さくねえだろ、それは!あ、こら!待てと言っているんだ〜!!」

 もしかすると、新展開?ますます絶好調の有刺鉄線電流爆破ファンタジー第十一弾!

+-+- 感想 -+-+

 いつもながら、めちゃくちゃな登場人物がめちゃくちゃなことをしている(笑)

 やはりコンスタンスとオーフェンペアのこの二人のめちゃくちゃさは群を抜いていた。

 言っていることは正しいのに、いつのまにかにその正しいのが破綻し、いつものパターンで非常識な世界にハマっていく、オーフェン。

 

 今回は彼に惚れた男が登場し、大暴れ。キースも絡んで、オーフェンは貞操の危機!?

 キースの非常識さと、常識人の突発的暴走にまたもやオーフェン大絶叫。

 とにかく、腹を抱えて、笑える短編集っす。

 

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