◇「リアルバウトハイスクール７」 雑賀礼史 （富士見ファンタジア文庫）  ◇

+-+- あらすじ -+-+

　晴れ時々隕石！？

　人で賑わう海水浴場に突如、謎の物体が降ってきた。

　異常気象、それとも、宇宙人の襲来？

　その正体は異世界ソルバニアから送られてきた怪物の素<魔素>だった。魔素はビキニ海パンのスイマー軍団<フライング･シーマンズ>を取り込み、魔物に変えてしまう。男の欲望を暴走させる魔物に砂浜は大パニック！

　この緊急事態に御剣涼子は地上最強の教師、南雲慶一郎に協力し、木刀片手にシーマンズを迎えうつ。

　武士の道を目指す少女の剣術は、怪物に通じるのか！今、涼子の中のサムライの血が熱くたぎっていた。

+-+- 感想 -+-+

　さて、今回もまたまた湘南バカンス編である。

　涼子と静馬は前の巻でちょっと妖しい雰囲気だったけど、やはりそれは一過性のものだったようだ（笑）

　今回は京極刹羅たちの地元という事もあり、彼らも参加して、一層、ヒートアップ。

　七瀬おそるべし…

　個人的には美雪ちゃんの影が薄いなぁと思っているんだけど、もともと幸薄そうだし、仕方がないかなとも思っている。

　そして着々と地上最強の教師に対するゲイツの罠が張り巡らされようとしていて、どうなるのかなと正直思う。でも、結構、苦戦してもやっぱり慶一郎化け物と思っちゃうんだろうけど（笑）