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 ◇「リアルバウトハイスクール8」 雑賀礼史 (富士見ファンタジア文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 池袋に黒船襲来!!

 汽笛代わりに特大ラジカセを轟かせ、大砲よろしく、大男を地面と平行に投げ飛ばす。水平線の彼方から来た男は、鮮烈に登場し、嵐を呼び起こした――。

 バイパース・レイヴ。

 その現場に、<八極魔素>を埋め込まれたレックスが乱入してきた。静馬は<神威の拳>の必殺を炸裂させるも、彼の神気は無効化される。かつてない難敵に闘志を燃やす静馬だが、涼子は不吉なものを予兆し、我らがヒーローにして怪物退治の専門家・南雲慶一郎に助けを求めようとするが……。

+-+- 感想 -+-+

 着々と成長する涼子と静馬。

 そして、新たな展開がそれを待っていたかのように、繰り広げられる。

 でも、成長すればするほど、慶一郎のミもフタもない強さが際立つ。

 とゆーか、絶対最強の化け物という感じ。

 

 それでも、彼並みの化け物かもしれないなぁと思ってしまうキャラが現れた。

 ゲイツに東方流玄そして新たな化け物キャラ。

 慶一郎は撃破できるのだろうか?

 

 闘いに深い意味などない。

 闘いとは身体を動かして、言葉にならない闘士たちの想いを、そして祈りを体現するために、行うのだ。純粋に闘うことを目的とした珍しいシリーズだなと思う。レックスと慶一郎の闘いを見て、そう思った。

 

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