天真爛漫な少女ではあるが、その幼さのため、色々、理不尽であることへの直接的な反応をしてしまう。
しかしながら、少女の胸のうちには秘められた思いと祖国を愛する気持ちがあった。
少女でありながら、その運の強さと誰も気を引いてしまうその存在感で他を圧倒し、気の良いお兄さんと頑迷な黄朱を引き連れて、彼女は一路、蓬山へ!!
しかし、蓬山に行くまでの道のりはそれでもなお遠く、少女の胸に様々なものを投げかけた。襲いくる妖魔をなんとかやり過ごしながら、大人と子供の狭間で苦悩する珠晶。
その内面を非常にうまく描写しながらも、黄海の断面を非常にうまく描ききったと思う。
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