ついに、この時が来た…と思ったのは僕だけじゃなかっただろう。星が集まりだしたのだ、本格的に。これまでゴード・ジマーたちのルーンガルド組。アクアレード組、ルヴィラードは単独で。そして、フェリアナたちグリフィン一家。それぞれがそれぞれの運命の中、星に導かれるようにして交錯する瞬間を待っていた。
そして彼らは偶然とは思えない関わり方をする。
そんな運命とは別にフェリアナは必死で自分を強い女になろう、アクアレードに相応しい女になろうと努力をする。ジュアールもジマーたちに会って、ハマっていた穴から抜け出そうとしている。彼らは今よりもずっと輝く星になれるだろうか?
また、アクアレードとルヴィラードも出会おうとしていた。しかし、彼らの前には難解な「敵」がいた。「星」かもしれない。将軍なのだ。心に傷を負いながらも、引き裂かれない、変わらない友情はやはり「双頭の鷹」なんだと思わせる。
1+1>2
の関係なのだ。
そして星はあと40名。
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