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 ◇「三千世界の鴉を殺し4」 津守時生 (ウィングス文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 「拉致された麻薬の売人をイエロー・タウン・マフィアから奪取せよ」

 それは、銀河連邦宇宙軍中央本部からルシファードへ下った秘密指令。

 ライラは実戦へ赴き、想像以上に強力な武器を装備した「敵」と直面する。

 退屈なほど平穏そのものに見えた惑星バーミリオン。

 だが、その裏には尋常ならざるものが蠢いている……!?

 後方支援に回ったルシファードは、手強い電脳犯罪課・<守護天使>を擁する都市警察を出し抜き、ライラたちを守る為、電脳戦の真っ只中へ……!!

 ルシファの異能が炸裂する!!

+-+- 感想 -+-+

 今回のルシファとライラは本領発揮というか、やっとその今までの軍功の一端を示して見せたと考えられる。

 そう、戦闘シーンが今回の主なパートなのである。

 しかし、だからと言って、シリアスシーンが多くなるわけではない。

 やっぱり大笑いできるのである。

 

 でも、戦闘が起こり、彼らの過去の一端が示されると、それに伴い、過去が現実を侵食するというか、過去に関わった人間が登場する。ルシファをルーシーと親しげに話し掛ける男。

 ルシファを足腰が立たないようにしてやると息を巻く女傭兵。

 彼らがここに派遣されてきた理由は?

 謎のほんの一部分が彼らの前に現れ始めた。

 

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