まず、終わりに驚愕した。
ええ〜〜〜!?まさかとは思っていたけど、本当に?
という読後感なのである。
作者本人が言うように、「エピローグ・アンド・プロローグ」という言葉に嘘はない。
本当にそういう終わり方なのだ。
物語的にはジャスミンファンの方には物足りないかもしれないけれど、相変わらずケリーはキングらしい風格で、女王が退場したことを感じさせない活躍だった。
そして「天使」の存在がケリーを王者のままでいさせたような気がする。
ジャスミンの不在をうまく利用してジャスミンを描いた感じのする巻だった。
|