世界でもっとも売れた児童書の第一巻。
具体的には3600万部も売れたらしい。
なぜ、この本がこれだけ売れたのか?その理由はどこにあるのだろうか?
理由はたくさんの夢がこの本に詰まっていたという事だろう。
箒にまたがり、空を自由自在に飛び、おっかなびっくりに学校内を冒険する。
仲間たちと悪さをして、大人を困らせる。
そこには大人にとっての過去の夢、子供たちの純真な夢がいっぱい詰まっていた。
大人は子供心を取り戻せるし、子供は夢を膨らませることができるだろう。
だから、ヒットしたのも頷ける。
個性的なキャスティングが学園生活を彩っている。
親友であり悪友のロイ、優等生のハーマイオニー、おっちょこちょいのネビル、天敵のマルフォイ、優しくぶきっちょなハグリット。ついつい読者も魔法学校ボグワーツの生徒になってしまうだろう。
児童書とは言え、子供はもちろん大人も楽しめる一冊だと思う。
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