ハリーの第三巻。
今回もたくさんの夢が詰まっている巻だと思った。
でも、それと比例するかのようにダーズリー一家の仕打ちも陰険になっていく一方だけど。
今回も舞台はボグワーツ。
三年生にもなり、授業も多様になった。行ける場所も増え、またまたボグワーツは新しい顔をハリーや僕たちの前に現している。
また、学園の外も一部紹介され、ハリーの世界は広がっていく一方だ。
ロンとハーマイオニーの毎度の喧嘩も今回はかなり深刻なものになる。
それはもしかすると、お互いの自我の成長が大きく関わってきているからかもしれない。
13歳になった三人は相変わらず所狭しと学園内を走り回って、いたずらをし、喧嘩をし、涙を流し…と活躍をする。そして、彼らの前にそびえ立つディメンターと囚人の情報。
それに負けることのないハリーたちの姿勢は微笑ましくも同時に襟を正したくなる。
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