最近、毎巻、激震を続けるグイン・サーガ。
いつのまにかに不吉の象徴となったイシュト。
ナリスとヴァレリウスは斜陽の美しさがあるように思える。
あとは、リギアもかなりこの巻では涙ぐましい。彼女の心の揺れは当然であるだろう。きっと、スカールの鋼の精神の方が異常なのだ(笑)
イシュトヴァーンの変容と、リンダの到着が、一気に情勢を悪化させた。
狙いすまされたタイミングで一気に動き出した様は、ヤーンの織り成す運命と、ヤンダル・ゾックの思惑が重なったようだった。
次の巻、何が起こるかのすらわからない緊迫した状況がグイン・サーガでは続いている。
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