誰もが少年や少女から大人になる階段を一歩一歩上っていく。
人によっては二段飛び越えぐらいで。
そういう時にまわりの人に左右される。何が正しくて、何が正しくないのか。
何もわからないけれど、とにかくそのときはとても悩むものだ。
主人公のさゆき、幼馴染で兄貴分の真ちゃん。そして弟分のようなテツ。
三人は性格は違っても、お互いとても理解しあっていた。
支え、支えられ…。
大人になる階段。
自分らしさと成長のバランス。
それをとるのがなかなか難しい。
青春時代の純粋でどこか危うい時期をうまく描いている。
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