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 ◇「豹頭王の誕生」 栗本薫 (ハヤカワJA文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 獅子心皇帝アキレウスほか重臣たちの前で、グインとシルヴィアは婚礼を挙げ、グインは、皇帝よりケイロニア王・大元帥の称号を授けられる。そのころパロのカリナエ宮では、ヴァレリウス以下ナリスの反乱にくみする主だったものたちが、初めて一堂に会し、決意を新たにしていた。一方、武力でトーラスを制圧したイシュトヴァーンだったが、思うようにユラニアへの帰還を果たせずに、日々いらだちをつのらせるのだった!

+-+- 感想 -+-+

 ついに70巻まで到達したグイン・サーガ。かなり佳境に物語りは入り込んでいる。

 ナリス・イシュト・グイン…

 それぞれのキャラクター達がそれぞれの変遷を経て、変貌した姿を徐々に現し始めている。

 

 大きな転換期だなーと読了後は思ってしまった。

 そして今回のグインにはかなり笑ってしまった。

 ううむ、あれほどにグインが戸惑うなんて…

 結構意外。

 しかし、よく考えてみると、あれぐらいかもなぁ、グインが戸惑うようなことってとも思ってしまう。

 

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