これはもしかすると物凄い超大作になるかも。
読み終わった時に、僕はそう思った。
とにかく、仲間になる人間の数も、敵の数も、桁違いに多いのだ。
てっきり、端役の一人だと思っていたオルジェイの描写もしっかりしている。
これはたぶんいきくつもの流れを平行して描いていくんだろうなぁと思った。
フェイロンは天真爛漫に活躍をしているが、パジャなどはかなり微妙な立場にいる。
これはこの後の物語に大きな影響を与えていくように思える。
あとはシズマもなかなかいい味を出している。
フェイロンとシズマの二人がいると、少々、パジャが可哀想に思えるぐらいだ(笑)
真の敵がやっと姿を現す第三巻。
とは言っても、やっと敵がわかったって程度だけど。
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