鯨やテディベアよりも変てこでもっと素敵なキャラクター達が不思議な雰囲気でクリスマスを祝ってくれている。そんな感じがした。季節柄、全くクリスマスとは縁が無いけれど、今、クリスマスを祝いたいなと思ってしまうほど、素敵なおとぎ話だった。とげとげしい気分も丸くさせてくれるだろう。
村上春樹の世界をもしかすると最も端的に表している世界かもしれない。
そう、ただ祈るだけかもしれない。
しかし、祈りは力にもなれる。
宗教が戦争を引き起こすのでわかるように。
「羊男世界がいつまでも平和でありますように」
祈ろう。クリスマスにでも。
イエスキリストの生まれたこのよき日に。
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