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 ◇「つれづれノートA」 銀色夏生 (角川文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 つれづれノートのNo.2です。

 前回のを、面白く読んだ下さった方々がいたので、また書いてみました。これからも色々な経験をして、三冊目、四冊目を出せたらいいなと思います。意外な事がたくさんおこったらいいのにと思います。まぁ、意外でなくても、なるほどなあという事でもいいです。

 それにしても、こうして書いていると、書いている自分の時間と、読まれる時と過ぎていく時間と、過ぎていき続ける時間の事をフト考えてしまい、なんともいえない気持ちになってしまいます。

 とにかく私は元気ですから。

+-+- 感想 -+-+

 不思議と安らげる文体。透明で柔らかく、いつのまにかに肩の力を抜いている自分にふと気づく。この人の文章はすごく優しい。何も飾らない。何も意味を付与しない。きっとこの人は生きていく姿勢がフラットなのだろう。この意味を付与したがる、嫌な時代に、そんな文章をさらりとかけるこの人の文章をずっと読みつづけていきたい。

 

 自然体であり続けること、素直になる事はとても簡単なようで難しい。

 

 銀色夏生の言葉はそのエッセンスがたくさん詰め込まれている。

 日常の暇な時を流れるままに過ごすとき、「つれづれなるままに」と表現する。

 「つれづれノート」とは日常のそんな大部分のありのままの自分の過ごし方をたくさん書かれてある。

 

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