ついに両雄が顔を合わせる。
フェイロンの心の内なる苦悩をパジャは知る。
ロスメスタも重大な決意をするし、主要人物たちの大きな転機が訪れていた。
ライフォンの誤算も生じ、フェイロンとパジャは思いもしない事態へと巻き込まれつつあるようだった。
八番目の魔法使いと大暗黒。
あらすじにもある通り、どうやら彼らはその古代の歴史と関わり合いを持っているらしい。
何がこの事件のはじまりなのか?
それすらわからないままに、事態は混迷の中へと突き進んでいるようだった。
ラストは近いのか遠いのか……。
はっきり言うけど、それすらわからない。
真実は闇の中。
読者としては嬉しいもどかしさがあるかも。
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