傍若無人を突き進む我らが女王・薬師寺涼子サマ。
そのあまりの振る舞いっぷりに振り回されるその他多数。
やっぱり、痛快な作品である。
相変わらず臣下兼ナレーターは憐れな中間管理職の泉田警部補。
今回も、美しくも、凶暴で人使いの荒い上司サマにこき使われ、またはじめて登場した自分の部下たちにも多大な気配りをしている。
もちろん、室町警視やレオコンの岸本クンも健在で、活躍する。
彼女たちらしい活躍で、あくまでお涼サマの引き立て役でしかないのだけど。
今回は豪華客船での事件。
お涼サマと泉田クンが右に左に大忙しという感じだ。
逃げ場がないのはどうやらお涼サマたちではなく、敵なんだなあと僕は改めて痛感させられた。彼女に睨まれたら、きっと行く末は真っ暗な事だろう。
泉田警部補とお涼の息もぴったり合い、そのうち、人身御供として彼がお涼サマの手元に納まる日も近いかもしれない(笑)
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