辻仁成の子供時代を綴ったエッセイ集。
彼の子供時代に関するエッセイは本当に楽しい。
どんなに時間が経っても、その思い出は薄れていないようだ。
やはり『そこに君がいた』というタイトルにもなった『平和町山賊団』が一番、面白い。
辻少年の数々の悪巧みの戦歴を披露してくれている。
彼のまわりにいた楽しい仲間たちとともに男の子だったら一回くらいはやった事を彼が面白おかしく書いてある。
ほかで面白かったエッセイは「オナニー」だったかな。
僕の体育の先生もこのネタでかなり笑わせてくれた。
ついつい昔の事を思い出してしまった。
皆さんもやりすぎには注意しましょう(笑)
このエッセイ集は全部とは言わないけど、あるメッセージが込められている。
「夢を諦めないで」
というものだ。彼のその想いは熱く、僕も思い込み激しく、夢を追いかけたいなぁと思った。
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