あらすじを読みながら、僕はしみじみと思う。
(なんて変なエッセイばかりなんだ!!)
でも、読んでいる時はそんな事全然思わない。
それが僕が村上春樹色にすっかり染まってしまったためか、それとも彼のエッセイがそれだけ軽快で楽しいものなのか、それは残念ながら判断つきかねる。
ただし、僕は『ふふふ』と小確幸を感じながら、この50のエッセイを読み終えた。
特に柿ピー諸問題は『うんうん言われてみればそうだぞ』と心から同意した。どんなものか興味のある人は立ち読みでも何でもして読んでみてね。そして気に入ったら、買ってごらんなさい。ほんわかな気分でエッセイを読めるはずだから。(ちなみに僕は新潮社のまわしものではありません)
村上春樹堂とはちょっと違う形のエッセイ。
著者自身がちょっと思ったことをつらつらと書いてみたという感じのエッセイはとても肩の力を抜けさせてくれた。
そういう日常のちょっとした出来事を綴ったエッセイ。
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