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 ◇「疾るワン・ナイト・スタンド」 賀東招二 (富士見ファンタジア文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 雨雲を貫く爆発音!

 千鳥かなめ誘拐事件から二ヶ月――平穏を取り戻した相良宗介は、ごく日常的な爆破活動にいそしんでいた。狙撃、罠、そして爆破。

 だが、宗介が宗介なりの平和を享受していたそのとき、新たなる強敵は密やかに彼の背後に忍び寄っていた!

 <ミスリル>の美少女艦長テッサを追って、東京壊滅を計るテログループが宗介たちに襲い掛かったのだ!邪悪な計画を阻止するため、宗介とかなめは共に夜の東京を疾り抜ける!!最先端技術を搭載した敵機――<悪魔>と恐れられる超兵器がその全貌を明らかにする時、この街は炎に包まれてしまうのか!?

+-+- 感想 -+-+

 まずはテッサ。

 一巻ではどうにもスーパー少女のイメージしかなかったが、この巻では可愛い一面を見せてくれる。

 宗介も女難だなとついつい同情してしまう。

 

 …とは言え、カリーニンと宗介って似てるよなぁと思う。

 判断の内容とかそういうものだけど。

 まぁ、宗介もあの年になればあんな感じになるのかなぁとちょっと考える。

 傭兵の寂しさとか辛さをわかるのも傭兵だけなのかも。

 

 今回もやはりラムダ・ドライバが話の中核に来る。

 あの技術がどのようなルートで、そしてどのような組織が関わっているのか。

 それがやはり見えない。

 

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