マジで!?
読後感の僕の感想は驚愕に満ちていた。
呆然と本を閉じたことしか覚えていない。
それぐらいに衝撃のラストであったのは間違いない。
「ジハードは侮れない」
何度も感じた思いを改めて胸に刻んだ。
とにかく大きな犠牲であった。
次への希望とかそういうものをすべて台無しにしてくれるくらいの犠牲。
そして絶望。
この物語は一寸先は本当に闇なのである。
安心して読み進められない恐ろしさが手に取るようにわかる。
それがヴァレリーたちの歩む世界なのだろう。
この先、どうなるのか本当にわからなく不安である。
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