評価が難しい作品である。
あの毒に慣れれば、楽しくなってくるのだが、あの毒が駄目ならとことん駄目。
つまり、評価が両極端に分かれるような作品なのだ。
ちなみに僕は慣れてから楽しかったので、別に問題なし。
ライトノベルでありながら、難解な単語が多いので、読み応えはあると思う。
っつーか、著者の名前からして、「理系」なので、化学の用語に拒否反応を示すのなら、避けた方がいいと思う。
何から何まで個性的であり、人を選ぶので僕としては参考になりそうな事はいえないのだけど、物語の構成はさすがと思わせるものであり、陰謀渦巻くストーリー展開はぐいぐいページをめくらせる力はあったと思う。
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