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◇「修羅」 栗本薫 (ハヤカワJA文庫) ◇
+-+- あらすじ -+-+
イシュトヴァーンは、彼の傭兵時代の行為が国への反逆にあたるとして告発され、トーラスで審問を受けることになった。臨時法廷に出廷したイシュトヴァーンだったが、まるで罪人のような扱いに怒り心頭に発する。
一方、弁護をかってでたカメロンは、不利な状況下にありながら、イシュトヴァーンを守るために、鬼神のごとき迫力で告発側の証人に迫る。やがて審問が進むうち、事態は思いもかけぬ恐るべき展開を見せ始めた!
+-+- 感想 -+-+
グインサーガ69巻目にあたる今作品は、主要キャラクターが大きく豹変してしまう節目である。僕としてはそのキャラクターが好きだったから、辛かった。巻を重ねるごとに、話がなんとなく暗い方向にいきそうで、最近のグインの展開に僕はびくびくしています(笑)。
そして刊行の早さに僕は目を白黒してしまった。長編小説が月刊だとは…。
さすが栗本薫と言うところだろうか…
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