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 ◇「塗仏の宴―宴の支度―」 (講談社ノベルス)◇

◇「塗仏の宴―宴の始末―」 (同)◇

◇京極夏彦   ◇

+-+- あらすじ -+-+

 昭和二十八年春。小説家、関口巽のもとに奇怪な取材依頼が齎された。

 伊豆山中の集落が住人後と忽然と消えうせたのだという。

 調査に赴いた関口に郷土史家を名乗る和装の男が嘯く。「世の中には不思議でないものなどないのです」

+-+- 感想 -+-+

 かなり終わりが衝撃的。そして初めて終わりでリボンのコピーが活きてくるということを僕は知った。読み終わったら、必ずリボンを読みましょう。これを読んだら、すぐに次が読みたくなると思います。(宴の支度)

 

 やはりと言うか…予想外の展開。木場ちゃんや関君が大変な事になり、読み手は困惑するばかり、最後の70ページになっても、ホントに終るのかと思ってしまうところが京極夏彦のすごいところ。関君以外の各キャラクターの魅力が満載。(宴の始末)

 

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