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◇「地上最大の魔道師」 栗本薫 (ハヤカワJA文庫) ◇
+-+- あらすじ -+-+
ナリスの決起に応えてアルカンドロス広場につめかけたクリスタル市民。
それに対して、無差別殺戮を始めた竜頭の騎士たち。彼らは《竜の門》と呼ばれる竜王ヤンダル・ゾックの手のものだった。
その突然の出現は予想以上にキタイの魔の手がパロの中心部にまで入り込んでいる事を、ナリスに実感させる。一方、囚われの身となり拷問に責め苛まれるヴァレリウスの元に、意外な人物が…!!
+-+- 感想 -+-+
残酷だぁと思ってしまったのは僕だけだろうか。
はっきり言うけど、栗本薫残酷すぎ。
やはり彼女の中にも確固たるイシュトが存在するのだろう。
ナリスが決起し、その絶望的な状況の中で最愛の人間達とともに闘う。
闘いとは常に死がつきものだけど、ううーん、そうなるかぁっと僕は涙してしまった。あまりにも残酷だぁ…この巻は73巻中でも有数の切ないシーンが入っている。
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