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 ◇「闇 終わるとき」 神坂一 (富士見ファンタジア文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 ――5つの光と恐怖がお前を殺す――

 蒼く透けるような空に生み出された、逆五紡星。それは立て続けに六つの惑星を滅ぼしていた。

 人々に蔓延する恐怖。その恐怖を糧に『闇』は震える。歓喜の声で。

 犯罪組織の枠を越え、ついに暴走し、大量虐殺を開始した「ナイトメア」総帥、アルバード=ヴァン=スターゲイザー。

 闇に魅入られた者、そして光と化して、その闇を封じんとするもの。

 生体殲滅艦「デュグラディグドゥ」と、戦闘封印艦「ヴォルフィード」は永劫の時を越えて、ここに対峙する。

 ケイン、ミリィ、そしてキャナル。おのおのが背負った運命との決着をつけるための戦いは開始された!!

+-+- 感想 -+-+

 闇が終焉を迎えた時、鋭い哀しみと、柔らかな優しさに包まれた。

 はっきり言うけど、予想以上の「感動」である。

 彼らのプラス思考は、僕に力強いパワーを与えてくれた。

 彼ら自身が多くの闇と光を背負い、闘い続けた。

 現代の純文学系ではバッドエンドが多いけど、こういう終り方の方が僕は好きだ。

 幼すぎるのかもしれない。

 けど、僕はそんな僕自身の価値観を変えようとは思っていない。

 はっきり言おう。

 僕は「大団円」が好きだ(*^_^*)

 

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