あぁ…やはり恋愛小説を書かせたら、村山由佳の右に出るものはいないんじゃないか??そう思ってしまうほどに、素晴らしかった!
彼女の小説を読むたびに、むくむくっと恋愛というものへの夢が広がる。現実はもっと厳しいよ、残酷だよと人は言うかもしれない。けど、その人は恋愛を限定的にしか知らないからだと思う。僕は恋愛は無限のパワーだと思っている。恋愛ほど人を勇気づけるものはないだろう。
あまーい、あまぁぁぁぁい、本だけど、そこには一度でも恋愛をした人なら、わかる切なさや辛さ、そして行き違いを感じることができて、はらはらしたり、逆ににやりとしてしまうシーンがいっぱい。
かれんと勝利、二人の恋愛って素敵だな。
今回も読み終わったとき、そう思った。
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