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 ◇「バカが忍者でやってくる!」 雑賀礼史 (富士見ファンタジア文庫)  ◇

+-+- あらすじ -+-+

 「ウチ、尼崎から来ました。東京は初めてですんで、よろしゅーお願いします。」

 大門高校二年B組に、関西から転校生がやってきた。彼女の名前は花京院綾音。謎の美少女登場に、普通なら溜め息の一つでも洩れるはずだが、生徒たちは戸惑った表情で互いに顔を見合わせるばかり。

 

 それもそのはず、彼女を連れてきたのは、南雲慶一朗が苦手とするペテン師忍者だったからだ。そのケインが言うことには、綾音はある組織から命を狙われているらし。ことの成り行きから、彼の口車に乗ることにした慶一郎は、綾音のボディーガードを引き受けることに……。しかしその日から、慶一郎と大門高校の悪夢が始まった。

+-+- 感想 -+-+

 はっきり言うけど、くだらない小説である。

 意味が何かあるとしたら、それはくだらなさで読者のストレスを発散させてくれるところだろう(笑)もちろん、これは誉め言葉だけど。

 

 登場人物たちは青春時代真っ盛りの年代である。

 そして彼らは典型的な若者の独善性をモロに発揮するのである(爆)

 とにかく爽快に彼らは楽しんで生きている。

 それが社会に良いことかどうかははなはだ疑問だけど(笑)

 

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