+ 深沢美潮 +
〜深沢美潮の小説に関する考察及び概論〜
<プロフィール>
武蔵野美術大学造形学部卒。小説家。
著書は、『フォーチュン・クエスト』1〜8(角川スニーカー文庫)、『新フォーチュン・クエスト』1〜5(電撃文庫)、『フォーチュン・クエストL』(電撃文庫)、『フォーチュン・クエスト外伝』(角川スニーカー文庫)、『フォーチュン・クエスト バイト編』1〜2(角川ミニ文庫)、『デュアン・サーク』(電撃文庫)、『バンドクエスト』1〜3(角川ルビー文庫)などがある。
漫画家の渡辺電機(株)との共著『深沢電機有限会社』(ログアウト冒険文庫)、はせがわみやびと共著『フォーチュンクエストリプレイ』1〜4(電撃文庫)など多数。
軽快な文章で若者たちの純真な気持ちを描き、RPGのような展開が読者を惹きつけ、若者たちの人気を博している。
<深沢美潮の小説>
ホッとできる小説。
元気付けられる小説。
忘れそうになる「何か」を再認識させてくれる小説。
深沢美潮の小説は僕にとってそんな小説だと言える。ヤングアダルトだけど、そこに書かれているのは、僕たちが忘れそうになる「大切な何か」だ。いつも僕は彼女の小説(特にフォーチュン・クエスト)に元気づけられてきた。純文学やミステリ、サスペンス、ホラーでは表現する事のできないモノがこの深沢美潮の小説には息づいている。パステルとトラップの掛け合い漫才。シロちゃんの健気でひたむきな姿(きっと女性ならシロちゃんの姿だけで惚れてしまう(笑))、クレイの不幸なリーダー姿(笑)、ノルの心優しき姿、キットンの馬鹿笑い、ルーミィのあどけない姿。みんなみんな僕にとっては大切な宝物だ。落ち込んだ時、「フォーチュン」を読むと、元気付けられるし、そしてホッとできる。僕の元気の源。
ただ、登場人物たちの姿を目で追っていけばいいだけ。
難しい事を書くと、その良さがなくなってしまいそうなので、これ以上書くつもりはない。ただ彼女達の生き様を感じ取れれば、それが元気の源になると思う。
彼女の小説には僕は感謝の言葉しか出てこない。これほどに人の心を和ませる小説を僕はまだ知らない。
「フォーチュン」に会えて、良かった。僕が活字中毒になる原因の一つでもある(笑)