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映画の終盤から最後のシーンまで辺りではすすり泣きの声などが密かに聞こえてきた。
僕も泣きそうになったけど、残念ながら涙を流す事はなかった。
感動しなかったわけじゃない。
ただ、僕は涙を流せない人間というわけだけだ。
もし、僕の涙腺がもう少し緩ければ、頬に一筋の涙の後が付いたかもしれない。
現代版のファンタジーなんだろうと思う。
御伽噺そのものをモチーフにした映画。
父親が子供に語る物語の多くは喜ばれるが、子供が大人になるとそれをそのまま真に受けなくなる。ちょっとクリスマスの話と似ている。
なんだか寂しいなと思うけれど、それはしょうがない事なんだと僕は思っていた。
でもこの映画を見て、僕は自分の心のうちにある童心に気づいた。
そう誰もが、きっと心のうちに大切にしまいこんだ心。
その心を強く揺さぶり、そしてその幼い頃の思い出が僕に父親という存在を改めて、感じさせ、そして考えさせられた。
そして、僕はこの父親のように人生を御伽噺のように駆け抜けたいと思った。
映画を見終わった後、すごく世の中をポジティブに歩いていこうと思わせてくれる。
すごく元気をくれる作品だ。
ここ数年でも特によく出来た映画の一つだと思う。。
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