+-+-+- Poem -+-+-+


 



(蒼)

すごく暖かくて

ちょっと冷たい

 

誰にでもあるほんの小さな心の一人ぼっちを

抱きしめてあげるのにちょうどいい

 

木の匂いがする

氷の匂いがする

あなたの匂いがする

 

胸一杯に蒼の香りをかいで

わたしは「ぴん」と背伸びをする

 

きっと優しくなれる

きっとうまくいく

 

蒼って

わたしにとって

そんな色

 

 

(雨のち風邪)

聞こえてくるね

しっとりとした雨粒の囁き

 

冷たいはずの雨が

あなたといると

とても温かい

 

一緒に濡れて

一緒に風邪をひいて

同じ薬をお医者さんからもらった

 

気が合うね

わたしがそう言うと

あなたは困った顔をして

笑った

 

「良い事なのかな?」

あなたの言葉

 

わたしは微笑む

「良い事だよ」

 

わたしは思う

きっと

二人は…

 

(無題)

 

君と出会って

僕が変わった

誰かが言う

当たり前の奇跡

 

(無題)

心を見透かされるのが

怖くて

 

同情されるのが

嫌だった

 

 

(若い)

君はとても綺麗で

いつも夢を見ていたね

 

心のブーケを胸に抱き

いつも背筋を伸ばして

けなげに君は上を向いていた

 

震える足元

その震えに僕が気づいてあげられれば

ほんの少しだけ

君が癒されたのかもしれない

 

哀しいね

若いって

 

強いね

若いって

 

 

(誕生日)

誕生日とはね

生まれてきた事や歳をとる事を

祝う日じゃないんだ

 

君が

今日まで生き続けてきた事を

祝う日なんだよ

 

君が今まで生きていてくれたおかげで

僕は君に会う事ができた

本当に君に会う事ができてよかったよ

 

…だから…

今日まで生きていてくれて

ありがとう

 

そしてまた君の未来に

おめでとう

 


written by Hide
 

 
 
 
 
 

 


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